カードローンのお試し審査・お試し診断とは?

カードローンを申し込む前に、お試し審査・お試し診断というシミュレーションを利用できるのをご存じでしょうか。

アイフル

いずれも無料でご利用できるようになっていますが、個人情報を伝えることなく試せるかどうかというのも気になるところ。

  1. お試し審査の信ぴょう性は?
  2. 複数申し込みしていくとお試し審査でもブラックになるの?
  3. お試し審査・お試し診断で必要な情報は?

そこで今回の記事ではカードローンのお試し審査・お試し診断について解説していきたいと思います。

カードローンのお試し審査・お試し診断とは

仮診断はそれぞれの公式サイトに「〇秒診断」という形で設置されており「年齢」「雇用形態」「年収」「現在の他社借り入れ」などを入力することにより、事前に融資可能か診断してくれる機能です。(各企業によって項目の違いはあります)

カードローンのお試し審査・お試し診断で求められる情報は、多くの場合年齢、性別、独身既婚、年収、他社からの借り入れ状況(件数と合計金額)などになります。

試しに次の条件で「プロミスの1秒診断」をおこなってみました。

プロミス お借入れ診断

  • 年齢:28歳
  • 年収:50万円
  • 他社借入金額:なし

この場合、1秒診断では「ご融資可能と思われます」と表示されました。

お試し審査・お試し診断で必要な情報は?

お試し審査・お試し診断で必要な情報は各会社によって変わってきますが、いずれの会社も借入件数か借入金額について記入する項目があります。

これは、年収の3分の1以上を貸し付けることを禁止されている消費者金融会社、信販会社が「総量規制(借金の総額が年収の3分の1ギリギリになっていないか)」を、シビアにチェックしてるためです。

実際の審査と異なる結果が出ることも

年収や借り入れ実態を正直に入力して利用可能と出ても、必ず審査を通過できる保証はありません。お試し審査・お試し診断はあくまでも目安に過ぎないということを忘れないでください。

実際の審査と異なる結果が出ることも、可能性としてはゼロではありません。

簡易審査にオススメのカードローンは?

カードローンを利用したいけど審査に通るかどうか不安という方のために、実際に申込みを行う前にできるお借入診断を用意しているのがこちら。

お金を借りる

下記のサービスはいずれも年齢、年収、現在の借入金額だけで簡単な診断結果が表示されるので試してみて下さい。

カードローン会社仮診断の項目
プロミス・生年月日
・年収
・他社借入金額
アコム・年齢
・年収
・他社借入金額
レイクALSA・生年月日
・年収
・他社借入件数
・他社借入金額
アイフル・年齢
・雇用形態
・年収
・他社借入金額
SMBCモビット・生年月日
・年収
・他社借入金額
ノーローン・年齢
・年収
・他社借入件数
・他社借入金額
・現在の返済遅れの有無
セントラル・年齢
・年収
・他社借入金額
ライフティ・年齢
・年収
・他社借入件数
・他社借入金額
ベルーナノーティス・年齢
・年収
・他社借入件数
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
・年齢
・性別
・独身既婚
・他社借入件数
・他社借入金額
住信SBIネット銀行
「Mr.カードローン」
・生年月
・借入希望金額
・クレジットカードのキャッシング利用有無
・他社カードローンの利用有無
・年収
横浜銀行カードローン・年齢
・年収
・お借入件数
ちばぎんカードローン・年齢
・年収
・借入希望金額
・他社借入金額
福岡銀行カードローン・年齢
・年収
・他社借入件数
・他社借入金額

仮審査に落ちても申込みブラックにならない

本審査の場合は要は普通の審査になるので申し込みをして審査を経て、通過すればお金が借りられるようになり、落ちればお金を借りる事はできません。

また、落ちた場合でも信用情報として記録され、この落ちた回数が多いほど審査はより不利になってしまい、落ちた回数があまりにも多いとそれだけで審査落ちしてしまう状態である『申込みブラック』になってしまいます。

ですが、仮診断というのはあくまでもお試しという事なので、結論で言えば『仮審査に落ちても申込みブラックにならない』という事。

そもそもお試し審査には名前や住所などの項目がありません。もしシミュレーション結果で「融資は難しい」と表示されても個人の信用情報に傷が付く事もないので、安心して利用する事が可能です。

仮審査というのは信用情報云々が心配な人が受けるにも最適な練習といえるステップであり、すでに何度か融資の審査に落ちてしまって後が無い…そう思っている人が自信を付ける為にも役立ちます。

お試し審査=一次審査ではない

簡易審査やお試し審査は、カードローン仮審査(一次審査)ではありません。

銀行カードローンでは支店で一次審査(仮審査)を行ったあと、本店で二次審査(本審査)を行います。

そして消費者金融には仮審査がなく、申し込み後すぐに本審査が始まります。

ここで注意してほしいのは、お試し審査と仮審査は全くの別物という点。

お試し審査は気軽に使えますが、前述通り本当の「審査」ではありません。簡易審査はあくまで審査に通るかどうかの、予備診断のような位置づけと考えてください。

お試し審査の結果が借入可能でも本審査で落ちるケース

カードローンは、申し込み時に入力する項目、信用情報、提出した書類など実に様々な項目を判断材料にして審査結果が出されます。

お金がない

一方、カードローンのお試し審査で利用されるのは年齢、年収、他社借入の3項目程度です。

そのため、どうしてもお試し審査と本審査の結果が異なるというケースが出てきます。カードローンのお試し審査と本審査の結果が食い違うのには、次のような理由が考えられます。

ローンの返済延滞や保証会社の代位弁済があった

カードローンでお金を借りて長期返済滞納すれば、長期返済滞納者として金融事故扱いされます。

また銀行カードローンでお金を借りた場合は、保証会社による代位弁済が行われることになりますので、この情報も金融事故扱いです。

この審査で問題があった場合にはブラックと見なされ、銀行や大手消費者金融の審査ではこの時点で審査に通過することは不可能です。

他社借入件数や借入金額が多い

借入件数は一般的には4本以上の借入がすでにある人は多重債務者となり、ブラックと同列に扱われるので審査には通過できない可能性がかなり高くなります。

また借入先が消費者金融カードローンの場合、総量規制対象貸付となるため年収の1/3以上を借りることができません。

すでに借金が年収の1/3に達している場合、及び年収の1/3を超えている場合は、いくら個人信用情報の内容がよくても審査には通りません。

過去一ヶ月間に多数のローン申し込みをした

申込に関しては遅れがあったりローンの申し込み回数が多かったりすると、マイナスポイントとなりますが、他の項目とのスコアリングの結果、審査に通過できることもあります。

ただし一か月の間に複数の申し込みをしてしまうと、相当お金に困っていると判断され審査に通りにくいです。

また審査落ちを繰り返した結果、契約情報の無い申し込み情報だけが個人信用情報に登録されてしまうために、申し込みブラック認定されることがほとんどです。

ですからなるべくカードローンの審査に通りたいのであれば、同時に申し込む件数は多くてもひと月に2件以内に収めておきましょう。

申込みに嘘があった

実際の審査では本人確認書類や収入証明書などから申込内容が正しいかを確認しています。

ここで、明らかに意図的と判断されるような嘘があった場合には審査に通過することはできません。軽微な間違いと判断されれば審査通過もあり得ますが、明らかな間違いの場合には審査通過は不可能です。

在籍確認が取れなかった

会社に何度電話しても電話に出ない、勤務先の人が申込人は勤務していないなどと言う場合には、勤務の実態が疑わしいと判断されて審査に通過できないことがあります。

在籍確認が取れないからと言って、一度に審査に落ちることはありませんが「何時に電話したらよいか」「電話番号は間違っていないか」など、このような確認をしても在籍確認ができない場合には審査に落とされてしまうことがあります。

カードローンごとにお試し審査の項目は異なる

お借入診断は多くのカードローンに用意されているので、申込もうと考えているカードローンで実際にやってみましょう。

お金を借りる

上記でも書きましたが、カードローンによって入力項目が違うので、そのカードローンが重視している項目を知ることもできます。

また、各カードローンごとに、必ず借入可能か判断できないと表示される条件もありますので、どういう条件の人は借入ができないのかも調べました。

アコム

アコムのお借入診断は年収の入力項目がないのが気になるところ。

入力項目
  • 年齢
  • 性別・独身既婚
  • 他社借入件数
  • 他社借入金額

これは年収との関係というよりも、他社からの借入状況を審査で重視しているということではないでしょうか。

もちろん、だからといって年収が関係ないというわけではなく、消費者金融なので年収の3分の1を超える借り入れは不可能なので注意してください。

実際にアコムのお借入診断を試してみると、金額に関わらず他社借入件数が4件以上の場合や、他社からの借入合計が800万円を超えた場合には借入可能と表示されることはありませんでした。

プロミス

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審査時間最短3分

WEB完結/来店不要/全国対応/限度額 500万円/

※申し込みの曜日、時間帯によって翌日以降の取り扱いとなる場合もあります。

プロミスのお借入診断では、借入金額が年収の3分の1を超えている場合には判断できないと表示されますが、それ以外には借入できないと表示される条件はなく、総量規制以内であれば審査に通過する可能性はあると言えます。

入力項目
  • 生年月日
  • 年収
  • 他社借入金額

実際プロミスのお借入診断ではアコムと異なり、年収を入力しなければならず、その代わりに借入件数の入力はありません。

もしかしたらプロミスではアコムよりも借入件数の重要性は低く、借入件数よりもいくら借入しているのかを重視していると言えるのかもしれません。

SMBCモビット

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SMBCモビットのお借入診断もプロミスと入力項目は全く同じです。

診断内容もプロミスと変わらず、総量規制の年収3分の1を超えていないかどうかだけが判断材料となります。

入力項目
  • 生年月日
  • 年収
  • 他社借入金額

ただしSMBCモビットのお借入診断を利用するときは注意しなければならないことがあります。

SMBCモビットは、正規の申込のボタンに10秒簡易審査と書かれており、他社のお借入診断である「1秒診断」と非常に名前が似ています。

しかし、SMBCモビットの10秒簡易審査だけは他社と異なり正規申込なので適当な内容を入力してしまうと審査に落ちてしまいます。

 SMBCモビットでは10秒簡易審査とは別にしっかりと「お借入診断」が用意されているので間違えないように注意しましょう。

カードローンの申し込みはお試し審査をしてからがおすすめ

カードローンの審査は甘くないので、心配だという人は事前にカードローンのお試し審査をしてから申し込みをした方が安心でしょう。

入力する時間をいれても1分かからずにお試し審査はできるので、ちょっとした手間で安易な審査落ちを回避することが可能です。

ただし、カードローンのお試し診断・お試し審査はあくまでも簡易的な診断結果なので、本審査の結果と異なるケースもあります。

お試し審査で「融資可能」と表示されても本審査で否決されてしまうケースについてはこの記事内でも取り上げているので、自身に該当しそうなものがないかよくチェックしてから申し込みをしてくださいね。