カードローンの申し込みを複数するとどうなる?
ダメもとで複数の業者に申込みして、審査に通ったところから借りればいいか。
そんな風に考えていませんか?
実は、カードローンの審査では、『他社(消費者金融やクレジットカード会社でのキャッシング・カードローン)への申込記録』もチェックされるんです。
ですから、同時に複数のカードローン業者へ申込んだら、それだけで不利になるかもしれません。
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※審査の結果、希望に添えない可能性があるのであらかじめご了承ください。
カードローンの同時申し込みで審査落ちする理由
カードローンは他社と情報共有をおこなっているため、利用申し込み者が直近でカードローンに申し込んだ件数もわかります。
この時、利用申し込み者が“直近1ヶ月以内に3社以上に同時申し込み”をしていると、審査落ちの対象になります。
カードローンのような個人融資では、2社同日の同時申請はほとんどありません。
しかし、複数の同時申し込みをすると、申込み記録がいくつも同時に登録されます。
審査担当者がこの状況を見ると、「本当にお金を貸しても良いか?」と疑います。なぜなら同時申し込みをする人は「極度に金銭面で困っている人」と考えられ、返済能力の面で懸念があるためです。
なぜ複数申し込みは危険なの?
同じ「申し込み希望額100万円」でも、それが一つの業者からの融資なら「その業者が、100万円分、その申し込み者を信用した」と受け取ることもできます。
実際その通りなので、その会社は100万円も融資しているのです。ということで借入総額が多い人でも借り入れが1件だけという場合は全然OKなのです。
しかし、この100万円が同時申し込みは5件「5社から20万円ずつ」となると話は別です。
これはつまり
- どの業者もこの人を20万円分しか信用しなかった
- 20万円以上のリスクを負いたくないと思った
ということなのです。
それだけ信用がない人という証明になってしまうんですね。
もちろん、どこからも借金できなかった人よりはマシですが、それでも、できるだけ一つの業者にまとめる(返済計画の再編する)方がいいのです。
何故同時申し込みしていることが分かるの?
カードローンの審査の時、金融機関は、自行が加盟している個人信用情報機関に照会します。
主に、照会する情報は、他社への申込記録や他社での借入や返済状況です。
信用情報とは、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。信用情報は、皆さまの「信用力」を表す唯一の情報であり、「個人の信用」にもとづくサービスの提供を希望する際に大切な情報です。
信用情報は一般的に3種類存在します。CIC,JBA(全国銀行個人信用情報センター)、JICC(日本信用情報機構)です。
この信用情報機関の3社は情報を相互に共有しています。
- クレジットカードの場合はCICのみ
- 消費者金融の審査の際にはCICとJICC
- 銀行の審査の場合、CICとJICCに加えて全国銀行個人信用情報センター
銀行の審査の場合、CICとJICCに加えて全国銀行個人信用情報センターへも照会をかけるので、この点が銀行の審査が消費者金融よりも厳しい所以の1つであると言われています。
ですので、 カードローンの申込みをしたり、借入や返済をしたりすると、その事実は、個人信用情報機関に加盟している他の金融機関にも分かる仕組みになっているのです。
カードローンの同時申し込みをすでにしてしまったら?
1ヶ月以内に、いくつものカードローンをかたっぱしから申し込むことはおすすめできません。そんなことをすると、申込みブラックになり、ますます審査に通りづらくなります。
もし、同時申し込みの必要がある場合は、1ヶ月以内に2社まで留めておきましょう。
もし、2社同時申し込みをして全て審査落ちしたら、最低でも6ヶ月程あけてから申し込みをしなければならなくなります。
ちなみに信用情報の登録期間はこのようになっています。
JICC | CIC | JBA | |
延滞の有無・発生日 | 延滞解消から1年 | 延滞解消から5年 | |
---|---|---|---|
自己破産 | 5年 | 10年 | |
個人再生 | 5年 | 登録されない | 10年 |
任意整理 | 5年 | 登録されない | |
申込 | 6ヶ月 | ||
契約・借入・返済 | 5年 |
このように個人信用情報機関には、申込み記録が6ヶ月間保存されています。審査落ちした後に、すぐ申込んでも、審査通過は難しいのです。
カードローンの同時申し込みが心配なら
個人情報機関に申込み記録は最低でも6ヶ月間保存されます。
申込み記録は不利になっても有利になりません。なので、どうしても同時申し込みする場合は、審査通過の可能性が高い所に申込む必要があります。
審査を受けようと思っている人の中には「審査に通るか心配で申し込みをためらっている」という人もいるでしょう。 そんな時カードローンの審査が不安な方は、公式サイトにある「仮診断」を受けてみてはいかがでしょうか。 仮診断はそれぞれの公式サイトに「〇秒診断」という形で設置されており「年齢」「雇用形態」「年収」「現在の他社借り入れ」などを入力することにより、事前に融資可能か診断してくれる機能です。(各企業によって項目の違いはあります) 試しに次の条件で「プロミスの1秒診断」をおこなってみました。 この場合、1秒診断では「ご融資可能と思われます」と表示されました。 WEB完結/来店不要/全国対応/限度額 500万円/ ※申し込みの曜日、時間帯によって翌日以降の取り扱いとなる場合もあります。審査が不安なら「お借入シミュレーション」
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同時申し込みで審査を通過する方法
カードローンの同時申し込みは、審査の事を考えるとあまり良い方法とは言えません。しかし、そうは言っても審査を通過させる事は可能です。
特に、以下のポイントを押さえて審査通過を目指しましょう!
利用限度額はなるべく小さくする
利用限度額は、なるべく小さくした方が審査に通りやすいです。利用限度額は、契約後、返済実績を作れば増額が可能ですので初めは少額融資でトライしてみましょう。
消費者金融と銀行の2社に絞る
もし、2社同時申し込みをするなら消費者金融と銀行の2社に絞ると良いです。
銀行は総量規制の対象外なので、総量規制を回避できます。また、消費者金融と銀行では審査ポイントが異なります。
消費者金融の審査に落ちても、銀行の審査を通過する事もありますし、またその逆も期待できます。
保証会社が同じカードローンは選ばない
銀行カードローンの場合、審査を実質的に行なっているのは、保証会社である消費者金融です。
保証会社が同じ銀行カードローンを2つ同時に申し込んだ時、一方が審査に落ちれば、他方も審査落ちする可能性が高いです。
その為、銀行カードローンを選ぶ時は、保証会社が異なる所を選びましょう。主な銀行カードローンの保証会社は下記の通りです。
名称 | 保証会社 |
---|---|
三菱UFJ銀行 「バンクイック」 | アコム株式会社 |
ソニー銀行カードローン | |
じぶん銀行カードローン | |
住信SBIネット銀行 Mr.カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
三井住友銀行カードローン | |
みずほ銀行カードローン | 株式会社オリエントコーポレーション |
りそな銀行 「りそなカードローン」 | オリックス・クレジット株式会社 |
イオン銀行カードローン」 | イオンクレジットサービス株式会社 オリックス・クレジット株式会社 |
オリックス銀行カードローン | オリックス・クレジット株式会社 新生フィナンシャル株式会社 |
楽天銀行 「スーパーローン」 | 楽天カード株式会社 株式会社セディナ |
既にカードローンの利用がある場合の複数申し込みはOK?
既に1社のカードローンを利用しており、新たに複数のカードローンの借り入れを行う場合、通常であれば既存のカードローンが原因で審査が厳しくなるといった事はあまりないでしょう。
ですが、既存のカードローン利用に問題があると話は別です。
例えば、既存のカードローンの返済を延滞している場合など。返済を延滞した場合、その情報は信用情報機関に記録されるため、他のカードローン会社は信用情報の照会を行なった際に延滞があったことを知る事になります。
そのため、新規カードローンの審査が厳しくなる可能性があります。
カードローン複数申し込みのボーダーライン
多くの会社では3社までがボーダーラインと言われています。
複数申し込み4社になるとかなり厳しくなり、複数申し込み5社だとほぼ通らないとされているのです。
借入件数 | 担当者の評価 |
---|---|
1件 | 全く問題ない |
2件 | 返済状況が良ければ問題ない |
3件 | 要注意 |
4件 | 属性が良くない人は審査通過困難 |
5件以上 | 新規の借入はほぼ不可能 |
属性によって多少違いますが、借入本数に応じた担当者の評価は上の通りです。
複数申し込みは5件で限界と言われている理由
カードローンやキャッシングの複数申し込みは5件が限界だと業界で言われている理由は、消費者金融による総量規制、及び銀行カードローンでの自主規制による年収の1/3までを貸付上限とする規定があるからです。
複数申し込みが5件ということは、1件あたりの借入金額の平均を30万円とすれば借金総額は150万円。
また複数申し込みは5件の借入の平均金額が50万円なら借金総額は250万円ですよね?
150万円や250万円を借りるためには、少なくても年収が450万円から750万円なければ総量規制や銀行の自主規制によって借りることはできません。
サラリーマンの平均年収は400万円から500万円と言われているので、ちょうど複数申し込みは5件と一致します。
これ以上金融機関からお金を借りることができない限界であると考えてもいいでしょう。
カードローンの契約をしているだけでカウントされてしまう?
カードローンの契約はしているけれども、借金はしていないという人も中にはいると思います。
- 消費者金融のカードローンを契約しているけど、借入れはしていない
- キャッシング付きのクレジットカードを持っているけど使っていない
この場合は、借入れなしと判断されるケースが多いので、安心してください。つまり、複数社と契約していたとしても、借りていなければセーフです。
返済能力があれば複数申し込み5件以上も借入可能
返済能力が十分にあれば複数申し込みが5件以上でも借りることは可能と言われている理由は返済能力=年収にあります。
年収が1,000万円や2,000万円あれば総量規制枠を考えても300万円から600万円くらいまで借入することができるでしょう。
現在の借金が150万円や250万円でも、余力十分なら新たに借入することも不可能ではありません。
しかし一般論として考えれば年収がそれだけあれば一枚のカードで最高融資限度額500万円や800万円の借入をすることができるので、銀行カードローンで2%前後の低金利で利用しているケースが多いです。
つまり、消費者金融カードローンの利用者の年収が300万円未満の人が過半数を占めている現状において、もはや複数申し込み5件になると生活することさえままならない状態になっていることがほとんどなのです。
他社借入5件ならおまとめローンの検討を
他社借入5件ならおまとめローンの検討をしましょう。新規で融資の申込をするなら、他社借入件数が3件が4件がマックスです。
他社借入5件となると、まともなところはどこも新規でお金を貸してくれません。仮に、融資してくれるところがあったとしても、ヤミ金である可能性が大なので利用しない方が無難です。
他社借入5件で自己破産してしまうとクレジットカードを持てなくなったり車の買い替えがむずかしくなります。
自己破産せずに、全額返済するなら方法は1つしかありません。それは複数の借り入れを1つにまとめる「おまとめローン」を利用すること。
複数社のフリーローンをおまとめローンに切り替えるという方法を取ることで、0から冷静に返済について前向きに考えることができますよ。
- カードローンは複数の同時申し込みで審査が厳しくなる可能性がある
- 信用情報に問題があると審査が厳しくなる可能性がある
- 既に利用しているカードローンがある場合、増額申し込みをするのも一つの手
- 複数申し込みをすると「申し込みブラック」になる可能性がある
- 借り入れ理由によっては、借り換え・おまとめローンの利用を検討すべし