令和カードの総量規制対象外ローン
令和カードの審査申し込み資格と総量規制とは
令和カードの申込み資格は、満20歳以上の安定した収入がある人です。
令和カードは消費者金融なので、収入の3分の1以上の借り入れはできないと言う総量規制の対象となってしまいます。
そのため、お金のない無職の人は申し込むことが出来ません。
ですが、令和カードには総量規制対象外のローンがいくつかあります。そこで今回は令和カードの総量規制対象外となるローンについてまとめてみました。
令和カードは総量規制の対象である
まず前提として、消費者金融は総量規制という貸金業法上の規制があって、年収の3分の1を超えるお金の融資はできないことになっています。
消費者金融カードローンの総量規制とは
総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。
簡単にまとめると、総量規制とは2010年に完全施行された年収の1/3までしかお金を借りることが出来ない決まりです。
令和カードには総量規制対象外のローンもある
令和カードも前述通り基本的なフリーローンは総量規制の対象となりますが、総量規制には「除外」と「例外」というものがあり、これらの条件を満たす借入については年収の1/3を超える場合であっても借りることができます。
令和カードの総量規制対象外①おまとめローン
令和カードではおまとめローンも提供しており、おまとめローンは総量規制の例外となる「利用者が一方的に有利となる借入」に該当することによって年収の1/3を超える場合であっても借りることができます。
融資条件 | 満20〜70歳の方 |
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融資金額 | 100万円〜2000万円 |
年率 | 7.3%〜15.0% |
返済期間 | 30年以内、360回以内(1ヶ月単位) |
※借換えの対象となる債務は、「貸金業者(みなし貸金業者を含む)」からの借入債務に限ります。 (銀行、クレジットカードのショッピング等は対象外)
本商品は、施行規則第10条の23第1項第1号の2の要件を満たした商品です。
担保や保証人は不要で融資金額は100万円~2000万円となります。他の金融機関で多く融資を受けており、返済が大変という場合には電話・webからの申し込みが可能なので検討してみましょう。
令和カードの総量規制対象外②事業者ローン
令和カードには他にも総量規制の対象外となるローンがあります。それが事業者ローンです。
融資条件 | 満20〜70歳の方 |
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融資金額 | 1万円〜1億円 |
年率 | 7.3%〜20.0% |
返済期間 | 10年以内(1〜120回) |
総量規制では個人事業主が事業のために借入するものは対象外となるので、事業者ローンで借りるものは規制の上限に関係なく借りいれすることが可能です。
令和カードの総量規制対象外③不動産担保ローン
令和カードの不動産担保ローンも利用者が所有する不動産を担保にして借入するものなので、総量規制に関係なく借りることができます。
融資条件 | 満20〜70歳の方 |
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融資金額 | 1億円(1億円以上応相談) |
年率 | 7.3%〜15.0% |
返済期間 | 最長20年(240回) |
消費者金融としてここまで総量規制対象外となるローンを提供しているところははっきりいって少ないです。
大口から小口までこのようなローンを提供している令和カードは、利用しやすい消費者金融であるといえるかもしれません。
フリーローンでも総量規制の対象外となる「配偶者貸付」とは
令和カードをはじめとする中小消費者金融の中には、今でも専業主婦が利用できるところもあります。
それは、「配偶者貸付」という総量規制の例外を適用しているためです。
専業主婦・主夫は、総量規制の例外として、配偶者の年収の3分の1まで借入れを行うことができます。
ただし、そのためには、配偶者の同意書、配偶者との婚姻関係を示す書類、配偶者の収入証明書類を提出しなくてはなりません。
引用:日本貸金業協会
配偶者貸付とは、配偶者の年収と合わせた金額の1/3までなら借りられるというもので、専業主婦の場合はつまり”夫の年収の1/3までの借入が可能”という規定です。
配偶者の収入や状況によっては専業主婦が必ずしも令和カードで借りられるとは限りませんが、配偶者貸付を適用している数少ない消費者金融なので、専業主婦など収入がゼロまたは少ない人にとっては、かなり助かる金融会社と言えるかもしれません。